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活動報告  2016年08月

2016年8月03日

西浦道雄氏・旭日双光章綬章記念祝賀会祝辞

平成28年7月30日 午前11時
於・三田ホテル 3階 花の間

ご紹介を賜りました県会議員の野間洋志です。西浦道雄様の、栄えある旭日双光章ご受章を心よりお慶びし、お祝いのご挨拶をもうしあげます。

西浦さんは昭和11年のお生まれであり、中学時代は終戦後の食料難のときです。聡明な今は亡きお父上は「これからは食料を生産することが重要になる。お前は有馬高等学校に進学せよ。」と命じられ有馬高等学校に入学されました。

昭和29年3月有馬高等学校卒業、即農業に従事以来約六十一年間農業一筋であります。ただ米や野菜などの農作物を作るだけではなく、農業を通じて地元三田や兵庫のために若い時から幅広くご活躍になり、そのことが社会貢献につながりました。

西浦さんが大きく飛躍されるきっかけとなりましたのは昭和33年、22歳の時、国の事業である「第6回国際農村青年交換計画」の日本代表に選ばれ渡米されたことです。

当時4Hクラブという将来日本の農業を支える20~30年代前半の若い農業青年が中心となって組織されるクラブがあり、西浦さんもその一員でありました。4Hとは「腕・HANDS」「頭・HEAD」「心・HEART」「健康・HEARTH4Hと」の頭文字の総称で特に最初の「腕・HANDS」は農業の改良と生活の改善に役立つ腕を磨きますということです。

当時、県庁職員で農林部生活改善係に在籍していた私の今は亡き父、野間功が三田の西浦青年農業者に注目し国際農村青年交換計画の日本代表に推薦したと西浦さんからお聞きし、親父もいいことをしたんだなと嬉しくなりました。

カリフォルニアの農場主が一生懸命農業に取り組む青年西浦さんの才能を見抜き、「お前の天職は農業だ。絶対やめるな。」と諭され帰国した西浦青年、肝に銘じ農業経営に情熱を傾けられたのです。

昭和五十九年から平成二十六年まで十期連続、三十年間に亘る農業委員、委員会会長としてのご活躍は申すに及びません。耕作放棄者に耕作を促しまた若者の新規就農、また消費者協会を通じて消費者の農業理解、生産者と消費者の交流の場を目的とした「農業まつり」の開催など三田市農業の振興に大きく貢献されました。

多様な気候、風土に恵まれた兵庫においても農産物の生産拡大、輸出、人材・経営体の育成など農業の振興が図られ井戸県政の目指されます地域創生につなげなければなりません。80歳でもまだまだお元気な農業のオーソリティー西浦さん、県農業会議の副会長として今後も兵庫の農業振興にご尽力をお願いし、併せてご健康、ご多幸をお祈りし、お祝いのご挨拶と致します。